2009年12月 9日
ゼネラルモーターズ経営破綻
オバマ政権発足後も危機は継続し、2009年2月20日には、子会社のサーブ・オートモービルがスウェーデン政府からの公的支援を拒否されたこともあって事実上の経営破綻に追い込まれた。
2009年4月には、アメリカ政府は新たにGMに50億ドル、クライスラーに5億ドルの合わせて55億ドルのつなぎ融資を実施することを決定し、実際に4月末にクライスラーへの5億ドルの融資が実施された。
しかし会社側と債権者の債務削減交渉が5月26日深夜にまとまらず、翌27日に交渉の打ち切りが発表された。結果、米政府が支援を継続する条件を満たせなくなる見通しが強まり、この影響により29日のニューヨーク株式市場ではGM株価が急落し0.75ドルで取引を終え、1933年以来76年ぶりに1ドルを割り込む形となった。
2009年6月1日、GMは連邦倒産法第11章の適用を申請した。負債総額は1,728億ドル(約16兆4100億円)。この額は製造業としては世界最大である。今後はアメリカ政府が60%、カナダ政府が12%の株式を保有し、実質的にアメリカ政府により国有化され再建を目指す。メディアから社名のGMはガバメント・モーターズと皮肉られた。
ニューヨーク証券取引所は、ゼネラルモーターズの連邦倒産法第11章の申請を受け、2009年6月2日の取引開始前から、同社株を売買停止とし、そのままGMGMQ株へ変更された。これを受けてダウ・ジョーンズ社は、同社が算出・公表する「ダウ工業株30種平均」構成銘柄からゼネラルモーターズを除外した。
2009年7月10日、優良資産譲渡を完了と発表。破産法管理下から脱却し「新生GM」が正式に発足。GMGMQ株価は37%急騰し、40日ぶりに1ドルを超えて終えた。
GMの日本法人「ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン」は2009年7月10日、7年ぶりに米国内で発売したスポーツカー「シボレー・カマロ」の新型車を、今秋にも始めると発表。リック・ブラウン社長は「この車でGMのブランド力を高めたい」と強調。
GM北米乗用車・トラック部門担当副社長(旗艦ブランドのシボレー事業部長から昇進。日本風に言えば専務)に48歳でなったジョン・Z・デロリアン(John DeLorean、彼が作ったデロリアン・DMC-12は、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にも登場している)は財務部門との内部抗争に破れ退社し、「晴れた日にはGMが見える」(原題:ON A CLEAR DAY YOU CAN SEE GENERAL MOTORS:1979)というインタビュー記録(本人不承認)が出版された。その中で特に強調されているのは外部や内部からの忠告・提言をたとえどんなものであっても拒絶する姿である。
強く印象に残る内容は経営学者・ピーター・ドラッカーがGMを研究した好意的な著書「会社という概念」(1946年)で書かれた「戦後期には組織・事業・目標を見直す必要がある」という穏健な記述に対して起こったGM内部の憤激である。「GMは世界一なのだから、批判はもってのほか」という理屈である。また最上層部(「十四階」)には自動車産業運営の知識と経験と能力がないとも書いている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ゼネラルモーターズ経営破綻について大変よく理解できました。
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